突然ですが、あなたは音楽があなたの体に与える良い影響を知っていますか?好きな音楽を聞いていると、良い気分になったり、リラックスできたりしますよね。この記事では、普段あなたが聴いている音楽が、一体どのような影響を与えているのか、詳しく紹介していきます。音楽が嫌いな人はほとんどいないと思うのですが、音楽が脳に与える影響を知れば、もっと音楽を聴きたくなること間違いないですよ!
音楽が人間に与える影響
ストレスや不安の改善
音楽を聴くだけでストレスや不安の改善ができることは広く知られています。心を無にして音楽を楽しむことができれば、余計な心配事や考え事をしなくて済みます。音楽は脳内にドーパミンの分泌を促すのですが、このドーパミンが快楽や興奮といったものに直結するので、ストレスホルモンを減少させる効果があります。音楽をただ聴くだけでなく、カラオケに行って思いっきり歌うのも同じようにストレス発散になりますよ。
忘れていたことを思い出す
久しぶりに聴いた曲でも、「そういえばこの曲、●年前のあの場所で聴いた」と、いきなり古い記憶が思い返された経験、あなたにもありませんか?音楽と記憶は繋がっていて、それまで忘れていた記憶でも、その音楽を聴くことで記憶も一緒に出てくることがあります。つまり、音楽を聴きながら何か記憶が作られると、その後その音楽を聴いたときにその記憶が引き出されることになるのです。「この曲を聴くとなんだか切ない気持ちを思い出す」そんなことがある人は、過去にその曲を聴きながら切ない体験をしたのでしょう。
ダイエット効果がある
これは、”音楽を聴くだけで痩せる”というわけではありません。トレーニング中にテンポの速い音楽を聴くことで、気分を紛らわしてくれるので、飽きずに激しいトレーニングに耐えられます。ジムなどに行くとほとんどの人が耳にイヤフォンをつけているのは、こういったプラスの面を知っているからですね。無音の状態でトレーニングをするとどうしても「辛い」「あと何分だろう」そういった余計なことを考えてしまい、どんどん辛くなってしまいます。ついついそんなことを考えてしまう人は、自分の気分が乗る曲やテンポが速い曲を選んで気分を盛り上げましょう。
生産性が上がる
BGMが流れている場所で仕事をしていると、生産性が上がることがわかっています。特にテンポの速い曲であればあるほど脳が活性化されます。これは、音楽を聴くだけで神経伝達物質であるドーパミンが前頭葉に向かって投射されるため。前頭葉は脳全体の司令塔の役割を果たしているので、脳全体が刺激されるのです。ただし集中して勉強や仕事がしたいときは、歌詞付きの曲ではなく、メロディだけのものや自然音をおすすめします。
音楽は子供にも良い影響がある
幼少期に音楽に触れさせることで、様々な良い影響があることは既に実験で証明されています。そこでここでは、3つの代表的な効果についてご紹介します。
情報処理の機能向上
音楽を聴くためには、言語音声を聞きとる能力が必要になってきます。最初は理解することができないかも知れませんが、定期的に聴く事でどんどん得意になっていきます。音楽と言語は”音”という共通点があるので、学習の効果が移りやすいのです。
集中力が養われる
音楽をBGMとして流すというよりかは、きちんと耳を傾けさせる必要があるのですが、周りの音を注意深く聴くクセがついてきます。環境音に惑わされずに音楽を聴けるようになれば、じっとしていられるようになったり、一つのことに集中して取り組めるようになったりします。耳から聴くだけでなく、楽器の習い事などはなお高い効果が得られます。
感情知能と人間性知能の向上
感情バランスマネージメント能力と注意力を高めることが分かっています。自分の感情をうまくコントロールできるようになれば、社会でも生きやすくなります。これは、幼少期というのがポイントで、早ければ早い方がその効果を実感しやすくなります。
まとめ
多くの人は音楽を聴くのが好きだと思いますが、聴くだけでこんなにも嬉しい効果がたくさんあることを知っている人は少なかったのではないでしょうか?精神的にも肉体的にも良い影響があるので、隙間時間にもどんどん聴いていきましょう。どんな曲がより高い効果があるのかは人それぞれ違うので、あなたが居心地の良いと感じる曲を見つけて音楽と上手に付き合っていってくださいね。
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